— CURRICULUM
カリキュラム・シラバス
入門から実践まで、レベル別のステップで学びます。実際の授業例と、学び方のステップをご紹介します。
授業例
教室では、こんなふうに考えます。
「どうして、そのルールがあるんだろう?」「本当かどうか、まだ分からないときは?」——こども六法スクールでは、身近な疑問や出来事を題材に、講師と子どもたちがやり取りしながら学びます。法律の知識とともに、理由を考えること、違う意見に耳を傾けること、自分の考えを言葉にすることを大切にしています。
ここでは、実際の授業記録をもとに、内容と進め方の一例をご紹介します。以下の会話は、授業記録をもとにしたやり取りのイメージです。扱う題材や進行は、授業・開催回によって異なります。
授業例1|車を禁止すれば、安全になる?
関連授業:はじめての法律③
最初の問い:交通事故を減らすために、どんなルールが考えられるでしょう。もし、車を走らせることを禁止したら?
子どもが取り組むこと:まずは一人ひとりが自分の考えを出します。「安全」について考えるうちに、「車が使えなかったら、移動や買い物はどうなる?」という別の問いも生まれます。
講師の働きかけ:道路交通法の目的を一緒に読み、「安全」だけでなく「円滑」という言葉に注目します。「円滑」の意味は、渋滞している道とスムーズに進める道など、身近な場面に置き換えて確かめます。
やり取りの雰囲気:講師「車を禁止することに、賛成? 反対? それはどうして?」に対し、子どもたちは「安全になりそう。でも、車がないと困る場所もある」のように答えます。講師はそれぞれの理由を聞いてから、法律には何と書かれているかを一緒に確認します。
この授業で大切にすること:ルールの内容と、その理由を結びつけること。安全や便利さなど、いくつかの大切なことを一緒に考える練習をします。
授業例2|その情報、すぐに広めて大丈夫?
関連授業:メディアリテラシー入門①
最初の問い:SNSで気になる情報を見つけたとき、あなたはどうしますか?
子どもが取り組むこと:普段、情報をどこで知るのかを話すところから始め、授業で取り上げた「ライオンが逃げた」というデマの事例をもとに、情報を信じたり誰かに伝えたりすることで、どんな影響が生まれるのかを考えます。
講師の働きかけ:「本当かどうか、今の情報だけで分かるかな?」と問いかけ、すぐに本当・うそを決めず「まだ分からないよね」と一度立ち止まる考え方を、別のニュースの例でも確かめます。
やり取りの雰囲気:講師「これを見たら、どうする? 広める前に、どんなことを考える?」に対し、子どもたちは自分ならどうするかを伝え、情報を広めた先への影響も考えます。講師は答えを受け止めながら、「今は分からない」という判断の仕方を一緒に練習します。
この授業で大切にすること:情報を受け取るときも、伝えるときも、一度立ち止まること。身近なニュースやSNSとの付き合い方につなげます。
授業例3|「分かってよ」を、伝わる言葉にするには?
関連授業:まっすぐ人間関係術①
最初の問い:「言わなくても分かってくれるはず」と思っていたのに、伝わらなかったことはありませんか?
子どもが取り組むこと:講師の例え話や問いかけから、「空気を読んで」と言うとき相手に何をしてほしいのかを考えます。場面を思い浮かべながら、してほしいことを言葉にしていきます。
講師の働きかけ:相手を責める言葉と、してほしいことを具体的に伝える言葉では何が違うかを、静かにしてほしい場面などの例で示しながら、伝える側・受け取る側の両方から考えるよう促します。
やり取りの雰囲気:講師「『空気を読んで』と言うとき、本当は相手に何をしてほしいのかな?」という問いかけに、子どもたちは場面を思い浮かべて答え、講師とやり取りしながら具体的な言い方を探っていきます。
この授業で大切にすること:自分の思いを言葉で伝え、相手にも考えや事情があることを知ること。自分も相手も大切にするコミュニケーションを学びます。
どんなふうに参加するの?
講師の問いかけに答えたり、ほかの人の考えを聞いたり、資料を一緒に読んだりしながら進みます。難しい言葉が出てきたら、身近な例に置き換えて確認します。オンラインでは、チャットで意見を伝える場面もあります。
※上記は過去の授業記録をもとに再構成した内容紹介です。効果や成果を保証するものではなく、参加のしかたは授業により異なります。
→ 体験できる授業を相談する
※紹介した授業例と、体験当日のテーマが異なる場合があります。
学びのステップ
ワークショップで知識と考え方を学び、発展領域で実生活に活かす応用力を反復して鍛える——この2段構えでカリキュラムを構成しています。
| ステップ | 主な授業 | ねらい |
|---|---|---|
| 入門 | はじめての法律 | 法律ってなに?から出発し、学び方の土台をつくる |
| 基礎 | 刑法基礎/刑事訴訟法基礎/少年法基礎/民法基礎/民事訴訟法基礎/日本国憲法基礎/いじめ防止対策推進法基礎/こども六法に学ぶリーガルマインド | 『こども六法』に登場する法律を一つずつ体系的に学ぶ |
| 発展 | 法学の学び方/リーガルリーディング/思考訓練 | 条文や判例を自分の力で読み解き、論理的に考える力を鍛える |
| 実践 | 今、考えたい法律問題/まっすぐ人間関係術/メディアリテラシー入門 ほか | 学んだ知識を実生活・社会の話題で使いこなす |
※入門・基礎には、1回ごとに内容が完結し、途中から参加できる授業があります。連続受講をおすすめする授業もあるため、興味や学習経験に合わせてご案内します。
受講モデル(学年別の例)
| 例 | ステップ1 | ステップ2 |
|---|---|---|
| Aさん(小3) | はじめての法律(3コマ) | 基礎の授業(14コマ)+思考訓練(6コマ)+メディアリテラシー入門(4コマ) |
| Bさん(小6) | 基礎の授業(14コマ)+思考訓練(6コマ)+ネットスマホ攻略術(7コマ) | 法学の学び方(5コマ)+リーガルリーディング(5コマ) |
| Cさん(中2) | 基礎の授業(14コマ)+法学の学び方(5コマ)+ネットスマホ攻略術(7コマ) | 法学入門〜法と生活〜(5コマ)+リーガルリーディング(5コマ)→ 「今、考えたい法律問題」「こども六法実践」へ |
授業の特徴
- 参加型 — 聴くだけの授業ではなく、講師が生徒一人ひとりに問いかけ、意見を求めます
- 1回ごとに完結する授業もあります — 入門・基礎を中心に、学期の途中から参加できる授業があります。連続受講をおすすめする授業もあるため、興味や学習経験に合わせてご案内します
- 教材は授業によって異なります — 授業ごとにレジュメを配布します。授業によって使用する教材が異なるため、必要な持ち物・書籍は受講前にご案内します
- 対象の授業は、録画でも受講できます — 日程が合わなくても学習できます。録画は、ライブ授業のような双方向のやり取りは含みません。対象講座・視聴方法はご案内をご確認ください
- 法学検定にも挑戦 — レベルが上がれば、大人が受ける法学検定の問題演習にも取り組めます
開講日程
基本は火曜日の夜・木曜日の夜・土曜日の朝に開講しています(月・水・金曜の夜に開講する場合もあります)。毎月の日程表はご入会後にお送りします。
まずは、体験から。
無料体験授業のご案内
体験授業は1回無料。公式LINEから、お気軽にお申し込みください。無理な勧誘は行いません。